天行健の三代目日記

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help RSS 論語「貧しくして怨む無きは難く、富みて驕る無きは易し。」

<<   作成日時 : 2009/03/09 06:00   >>

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おはようございます。

昨日は夜から雨が降るとのことでしたが、降りませんでしたね。
今日はそのまま雨も降らず曇り空のようです。
今日は日中お客様のことろに伺うので、雨が降らないのはありがたいことです。


●さあ、また新たな1週間が始まりました。
週初めは論語です。
今日も憲問第十二の一節です。

「子曰わく、貧しくして怨(うら)む無きは難(かた)く、
富みて驕(おご)る無きは易(やす)し。」


●訳は
孔子は言いました。
「貧しい時にその貧しさを他人のせいにしないのは大変に難しいことである。
 一方裕福になったのに奢らないのは易しいことである。」

要は人を恨んだり、奢った振る舞いをすることは人生において
悪影響を及ぼすということだということなのでしょう。


●今会社の経営状態が悪いのは世の中のせいだとか、
思った通りに行かないのは誰々のせいだとか、
面白くないことがあると他人のせいにしたくなるものです。

それを自分の能力の足りないからと思うというのはなかなか難しいものです。
実際失敗した時に原因を考えてみると
あの瞬間に一言を言っておけばこんなことはなかったなど
自分に起因していることが多いものですが、気が付かないことも確かです。

また論語では易しいと言うが、裕福になって奢らないというのは難しいことだと思う。
誰しもある程度裕福になりたいために
頑張って勉強したり働いたりしているからである。

華美になることだけは避けなければいけないと言うことだけど、
「貧すれば鈍する」と言う言葉もある通りにあまりケチなことをして
気持ちが貧しくなってしまっては元も子もないような気もします。
そこいら辺のさじ加減が難しいですよね。


●昔の日本人は「武士は食わねど高楊枝」といい、
貧乏でも志は大切にしてきたように思います。

落語で「柳田格之進」という噺があります。

ある藩を追われた浪人柳田格之進は妻に先立たれ、
娘と貧乏長屋に暮らしている。
碁会所で知り合った大店の主人萬屋源兵衛と昵懇となり、
よく誘われて源兵衛宅に行き碁を打つようになる。

ある日格之進と碁を打った後に五十両がなくなってしまう。
番頭の徳兵衛は格之進が盗んだものと思い、格之進のところに掛け合いに行く。
疑われた格之進は激怒するが、明日来るように言い番頭を帰す。

疑われたことを恥じ格之進は自殺を図ろうとするが、
娘に覚られ思いとどまる。
娘は親子の縁を切った上で吉原に身を沈め五十両というお金を工面する。
翌日番頭にこの五十両を渡す。

ことの顛末を聞いた萬屋源兵衛は番頭を叱責し、
格之進の元に詫びに行くが後の祭り。
格之進は長屋を引き払った後であった。

その後五十両が見つかり格之進の嫌疑は晴れるが・・・

と言う噺であるが、この後は下記の落語のサイトで調べてください。
http://5inkyo.net/


●ストーリー全体を通して、柳田格之進の貧乏はしていても心まで貧しくはない、
地位が高くても決して居丈高な振る舞いはしない、
お金はお金、人は人と分別があるところにこの噺の神髄があり、
噺を聞くと感激します。

かなり話はそれましたが、こういったことには一生悩んで過ごすのだとうと思います。




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