韓非子 褒賞と名誉を使う

画像連休が終わりました。

5月3日の国際仮装行列が順延になったりしましたが、結構自分の時間が取れていい連休になりました。

さあ、今日からまた新たな気持ちで仕事しましょう。


●韓非子 内儲説上 七術 第三十 の続きです。

この編では上に立つ者が心得ておかなければならない
七つの術の具体例が書いてあります。

今日は「賞誉三」です。

褒賞と名誉をモチベーションに上手く使う方法が書かれています。


●魏の武候に使えていた呉起(ごき)は西河地方の長官であった。

隣の秦の国に小さな砦があり、
それが畑を耕す人たちに危害を及ぼす危険が大いにあり、
取り除く方法を探っていた。

軍隊を招集するほどでもない。

そこで呉起はある布告を出した。
「北門にある車の轅(ながえ)を南門にもって行った者には
 上等の田地と邸宅を賜る」 と。

当初は誰も信じずもって行く者がなかったが、
ある者が持って行き布告通りにご褒美をもらった。

次に一石の赤豆を東門に置き、布告を出した。
この赤豆を「西門に移した者には同じように褒美を賜る」 と。

すると今度は争うように人が殺到した。

そこで新しい布告を出した。
「明日秦の砦を攻撃する。一番乗りした者は国太夫として取り立て、
 上等の田地と邸宅を賜る」 と。

すると多くの人が来て砦は朝にのうちに攻め落としてしまった。


●魏の文候に仕えた李悝(りかい)は上地地方の長官だった。

人々が弓矢の技術をもっと上達させたいので、このように布告した。

「今後争いが起こり甲乙付けがたい時は、
 弓矢でもって勝ち負けを決めることとする」 と言うモノだった。

すると多くの人が弓矢を練習した。
結果、秦と戦争になった時に秦を打ち負かすこととなったのだが、
この弓矢の上達が役に立ったことは言うまでもない。


これらの話を読むと多くの人が信じた時のパワー
ちょっとずつ蓄積した技術のすごさを思い知らされます。

人を動かすのに褒賞や名誉だけで動くかどうか、
ここまで話は単純ではないと思いますが、
会社や仕事も共通するモノがあります。

どう流れを作るかがリーダーに課された役目だと改めて思う話です。





ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

TT
2012年05月11日 00:29
びっくり!としくんでした!

この記事へのトラックバック