韓非子 小信が大信に通じる

画像そろそろ梅雨明けでしょうか。

今日は真夏の日差しです。

暑い!


●今日も韓非子の「外儲説 左上 第三十二」の続きです。

リーダーがどうしないといけないかを事例をひいて書いてあります。

次回から次の編に移りますが、内容的には変わりないと思います。


●その6つ目は

「小さな信が成り立てば、大きな信も成り立つ」

だから君主は信を積むこととなる。

賞罰も信がなければ、禁令を出しても実行されない。


●例えば

晋の文公は原(げん)を攻めた。
10日の食糧だけだったので、仕官たちと10日だけの約束で攻めた。

ところが、10日経っても原は陥落しなかったので、
文公は引き上げの命令を下した。

原から逃げてきた兵士が
「あと3日もすれば食糧が尽きて陥落します」
と言い、周りの人からも諫められたが、
「約束は約束だから」 と引き上げることとした。

するとその話を聞いた原の人たちは、文公を信じて降伏することにしました。
さらには戦っていない衛の人たちも文公に降伏することになった。

これは信を守ったことによる。


●魏の文候は狩り場の役人達と狩りの期日を約束した。
その日になると強風が吹き、狩りどころではない。

ところが、文候は周りの人の言うことを聞かず、
自ら馬車を出して、狩り場まで行き中止になることを告げた。


●孔子の弟子の曽子は子どもとの約束を守った。

曽子の妻が市場に出かける際に、子どもが追いかけて泣いたので、
「帰ってきたら豚を殺してご馳走して上げる」
と言って出かけた。

妻が帰ってくると曽子が豚を殺そうとしている。
妻は 「子どもに言ったことなど冗談ですみます」 と言ったが、
曽子は 
「子どもに嘘は通じない。子どもは親を見て育つモノだ。
 だから、子どもが親を信じないようになれば、教育など出来ない」
と言って豚を殺して料理した。


友人、知人、上司、部下、約束はきちんと守らないといけない。
小さな約束を守ることで信用は築かれるのであると言う教えです。


●身の回りのことで考えてみるとどうでしょうか。

ビジネスでは経験したことのない仕事も時には振られます。
出来るか出来ないか分からない時にどう答えるかが重要です。

出来ないと言ったら二度と仕事は来ないだろうし、
出来ると言って出来なかったら、そのあとやはり仕事は来ません。

私なら、まるっきり出来ない仕事ならいざしらず、
出来そうな仕事なら 「YES」 と答えます。

努力すれば意外と出来るものです。

受けるのと同時に細心の注意も必要です。
恐怖心で注意を払わざるを得ないぐらいの細心さです。

成功した人ってちょっと無理した仕事、
ちょっと無理した仕事を細心の注意を払いながら繋いで行って
大きな仕事へと育てているモノです。

大胆かつ繊細に仕事をして行きたいと思います。




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